秋月の桜
甘木市の中心市街地から北へ約7キロ。年間約50万人もの人が訪れる甘木市きっての観光地・秋月は古処山の麓にひっそりと佇む城下町で、清流と山に囲まれた筑前の小京都といわれ、全国で唯一、城下町全体が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。ここを訪れる観光客のメーンストリートが杉の馬場です。秋月黒田藩時代、杉の大木が密生し、藩士たちがここで馬揃えや調馬をしていたことからその名があります。明治38年に日露戦争戦勝記念に桜を植えたのが現在の桜並木の始まりで、直線500mの両側には200本の桜の木が並び、春には桜のトンネルとなり、多くの観光客で賑わっていました。通り沿いには茶店が並び、桜を眺めながら休憩や食事もできます。桜のトンネルをくぐって、風情ある町並みをのんびり散策してはいかがでしょうか。

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