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表 「項羽劉邦勲」
時は、秦末期、天下を争う類まれなる二傑の英雄談は、日本でも馴染みの深いストーリーである。
武一辺倒の項羽に対し、人材に恵まれた劉邦は、最終的に圧倒的不利な立場を覆し、天下をその手に治める訳であるが、そこには盛者必衰の理を感じさせる。
平家物語の一節でもあるが、中国においても同じである。
この二傑の物語りも最後は、どこか美しいまでに悲しい物語となっているが、そこに正しく一輪の花を添えた美しい女性が登場する。
飾り山の中央に剣舞を舞う美しい女性、虞美人である。
四面楚歌(正しくこのときに生まれた表現)の最中、愛する項羽の足手まといにならぬよう、自ら剣舞で使用した剣で自分自身の命を絶ったと伝えられる。
その虞美人の右下にそびえ立つ威丈夫こそ、無敵とされた武人、項羽である。
また、左上段には、最終的に勝利をえ、漢の基礎を築き上げた劉邦が配置されている。
勝利を得た劉邦を上段に配置しながらも、この悲しき話の主役たる項羽は、劉邦よりも一回り大きく作成されており、またその威厳たるや、王者の風格を漂わせ、飾山全体を支配しているかのようである。
正しく覇王項羽の名にふさわしい迫力である。
見送り 「決闘巌流島」
NHKの大河ドラマの影響か、今年最も多い飾の題材である。
どの山も、それぞれ違う魅力に溢れているが、その中でも最も躍動感を感じさせるのが、この千代流の飾り山である。
高々と飛ぶ武蔵に対して、それを受け止めんとする小次郎。
今にも動き出しそうな躍動感がある。
激しい関門海峡を表した波は、この飾山全体に、躍動感をあたえているばかりか、武蔵と小次郎の切りあう直前の「間」を与えている。
そして、注目してほしいのは、武蔵の背中のあたりだ。
棒が突き出した先に武蔵が付いており、全体的に少し飛び出しているのがわかるだろうか?
このちょっとしたアイデアで、武蔵は、高々と舞い上がっている様に見える。
絶妙の効果ではないだろうか。
是非、直接見て、巌流島の決戦の様子を見てもらいたい。
舁き山 「吉法師不羈勇」
吉法師と聞いて、誰の事かピンとこないかもしれないが、「織田信長」と聞いてピンとこない人はいないだろう。
そう、「吉法師」とは信長の幼名である。
よく聞く話ではあるが、幼い頃から信長は、行儀は良くない、格好も肩袖を脱いで与太歩き。腰の周りには、色々なものをぶら下げて、地元の同年代の若者を集めては、暴れまわっていたという。
そういった行動は「尾張の大うつけ」として、近隣諸国に知れ渡っていたのである。
一般的には、近隣諸国を油断させる目的があったとされるが、他にも、この奇行の中には、信長独自の理論を確立する為の行動であったのかもしれない。
城にこもらず、尾張の土地を自由に走り回る事で、信長は色々な知識や見識を増やし、信長独自の自由な発想をもって、天下統一を目の前とするところまでのし上がってこれたのではないだろうか?
今年の千代流れの舁き山は、その信長の幼少の頃の自由、独自性の勇にあやかった山なのである。
長い歴史の山笠にとらわれない、見事な走りを期待したい。