春日原の桜
「続・筑前風土記」によれば、近世では夜須野原(朝倉郡)、曽根原(糸島郡)と並んで春日原は「筑前三大広野」の一つにあげられています。この地方をはじめ九州には古来から「原」の文字を「はら」でなく「ばる」と発音する地名群落が数多く存在します。その春日原の中心に福岡市名所100選になっている桜並木がありました。市道中央分離帯の両側に約200メートル続く桜並木には、約110本の桜を地元の自治体の方々が大切に管理されていて、見ていて気持ちよく桜のトンネルを歩きました。また、住宅地が近いと言う事で家族連れの姿が多く目に付きました